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かき(柿)

かながわで出回る時期 11月上旬から11月下旬まで

かき

  • 中国が原産で、国内では「古事記」や「日本書紀」に柿の名前が記されていることから奈良時代には知られていたとされ、古くから親しまれてきた果物です。その後、日本から16世紀頃にヨーロッパに渡り、その後アメリカ大陸に広まっていきました。

かながわトピックス

  • 神奈川県内の柿は歴史的には極めて古く、味がよく豊産であったことからしだいに栽培が増加しました。その後、伊勢原市大山付近に植えられ、現在も樹齢200~300年におよぶ老樹が多く見られます。
  • 大正時代に入り現在の甘柿の主力品種である「富有柿」「次郎柿」が栽培され始め、昭和に入り栽培が急激に増え、伊勢原市など県内の広い地域で栽培されるようになり、現在も県内の柿産地の主力品種となっています。

栄養成分や使い方

  • 甘柿に含まれるビタミンCはレモンやいちごに決して劣らず、他にもビタミンK、B1、B2、カロテン、タンニン、ミネラルなどを多く含んでいるため「柿が赤くなれば医者が青くなる」と言われる程、柿の栄養価は高いのです。
  • また「二日酔いには柿」と言われる訳はビタミンCとタンニンが血液中のアルコール分を外へ排出してくれるからで、豊富なカリウムの利尿作用のおかげともいわれています。

特徴的な品種

  • 禅寺丸柿(ぜんじまるがき)
    日本で最も古い甘柿で、鎌倉時代初期の頃、川崎市の柿生付近で発見されたといわれています。「柿生」の地名も、このことから付けられたと伝えられています。小粒で丸く水分が豊富で、昔は貴重な水菓子として広く栽培され、名古屋方面まで出荷されていました。明治天皇に献上されたこともあったということです。しかし、昭和40年代に入って、「富有柿」や「次郎柿」など、実の大きい品種が登場すると、次第に生産量が減り、今では川崎市と東京都町田市でしかほとんど栽培されていない「幻の柿」となっています。近年では、この歴史ある禅寺丸柿を残そうと、地元で「柿生禅寺丸柿保存会」が結成され、栽培が行われています。

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