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のらぼう菜(野良坊菜)

かながわで出回る時期 2月上旬から4月下旬まで

のらぼう菜

  • 江戸時代(天明・天保)の大飢饉を救った伝説の野菜。それが「のらぼう菜(野良坊菜)」です。名前は、野に生えている(野良ばえ)から由来したといわれています。
  • アブラナ科の野菜として知られ、花のつぼみが伸びてきたら、開花前に長さ20cmぐらいで茎を刈り取って収穫します。先祖伝来の細々と受け継がれてきた種類で、植え付けから収穫が寒季のため、害虫などの被害も少なく、ほとんど農薬を使わない栽培をしています。
  • 埼玉県で発見された古文書や東京都あきる野市五日市地区の子生(こやす)神社内にあるのらぼう菜の碑文には、1767年に関東郡代伊奈備前守が地元名主小中野四郎右エ門と網代五郎兵衛に命じて近郷12村にのらぼう菜の種子を配布し、天明・天保の飢饉の救荒作物となったことが記されており、関東一円で広く栽培されていたことがうかがえます。

かながわトピックス

  • 神奈川県内では、川崎市多摩区菅(すげ)地区で自家用として栽培されるにとどまっておりましたが、最近になってその味が評判となり、地域の特産品として栽培面積は増加傾向にあります。

栄養成分や使い方

  • 形はナバナに似ていますが、苦みは全くなく、茹であがりの色が鮮やかで、甘味の強いのが特徴です。
  • 花、茎を茹でておひたしやマヨネーズをかけてアスパラガスのように味わうことできます。また、天ぷらにも最適です。

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