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旬の選りすぐり産品特集~Vol.1「幻のフルーツ『湘南ゴールド』」~

特集 旬の選りすぐり

記念すべき第1回の旬の選りすぐり産品特集は、幻のフルーツ「湘南ゴールド」です。

今回は、神奈川県小田原市の早川で、45年以上柑橘類を生産している浦井貫之さんにお話を伺いました。

(取材協力:ベシフルコミュニティ神奈川、JAかながわ西湘)

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湘南ゴールドを「かなさんの畑」で購入できます!

本特集の公開にあわせて、かなさんの畑では「湘南ゴールドと県西地域のフルーツセット」を50ケース限定で販売します。

今回の商品は、浦井さんほか3名の生産者に丁寧に育てられたものです。 ぜひお買い求めください。

販売は終了しました。

 

今回のかなさん

浦井 貫之さん

  • 氏名
浦井 貫之(うらい つらゆき)さん
  • 生産地
小田原市
  • 主な販売品
湘南ゴールドなど20種類以上のカンキツ類
  • 私のこだわり
消費者の皆様には、とにかく「美味しい」みかんを提供する。経験に基づいたみかんづくりの感覚で、「みかん」のことなら誰にも負けません。

浦井さんのほか、3名の湘南ゴールドの生産者にもご協力いただきました。

加藤 幸彦さん

加藤 幸彦さん

(かとう ゆきひこさん)

小田原市

鈴木 裕章さん

鈴木 裕章さん

(すずき ひろあきさん)

小田原市

常盤 幸宏さん

常盤 幸宏さん

(ときわ ゆきひろさん)

湯河原町

今回は、私たちベジフルコミュニティ神奈川が湘南ゴールドの畑を取材しました!

  • 私たちは、日本ベジタブル&フルーツマイスター協会の認定する「ベジタブル&フルーツマイスター(野菜ソムリエ)」として、神奈川県の野菜や果物を広めていく活動をしております。
  • 神奈川県は、山あり、川あり、海ありと豊かな自然にも恵まれ、おいしい野菜や果物を生産しています!
  • また、都市部に近いということもあります。ぜひみなさんも、神奈川の野菜や果物を愉しみましょう!

ベジフルコミュニティ神奈川については、下記ホームページもご覧ください。
http://vfckanagawa.cocolog-nifty.com

私たちが取材しました!

左:生産者の浦井貫之さん、真ん中下:石川アミさん、真ん中上:木村滋子さん、右:牛原琴愛さん

リッチなジューシーシトラス、幻の湘南ゴールド!?

湘南ゴールド

リッチなジューシーシトラス、幻の湘南ゴールド。

 

  • 深く印象に残る華やかながら清々しい香り。
  • 一度食べたらとりこになるその味わいは、微妙なバランスのとれたコクのある甘みとすっきりとした酸味。
  • きりりとした黄色の皮は口の中に潤いを招くけれど、早く食べたい!というはやる気持ちを察しているかのように、手で簡単にむけるやわらかさ。

 

春のぽかぽか陽気が、より一層美味しさを引き立てます。

浦井さんのこだわる「美味しさ」とは…

説明する浦井さん

その湘南ゴールドを求めて伺ったのは、相模湾を望む暖かな早川(神奈川県小田原市)の丘の上。この地で45年以上、年間20種類以上もの柑橘類(かんきつるい)を生産している浦井さんが、私たちを案内してくださいました。

 

  • 浦井さんの生産のこだわりはズバリ「美味しさ」。

 

収穫したら必ず味見をし、一番良い実が出来た枝に印(しるし)をつけて、一つ一つの環境や特徴、健康状態、季節による変化などなど、くまなく観察を重ね、どうして美味しくなったかの理由を追及しています。

 

また収穫してから味がどう変化するか、データの細かい単位まで見て、品種ごとの「美味しさ」の研究に余念がありません。

 

更に、価格の良い時を狙って出荷するのではなく、その品種が一番美味しい時期に、自信のあるものだけを出荷するとおっしゃるのです。その自信はいったいどこから来るのでしょう!!

浦井さんと湘南ゴールドとの出会い

説明する浦井さん

そんな浦井さんと湘南ゴールドとの出会いは10年ほど前のこと。

 

その時神奈川県農業技術センターの試験場で食べた湘南ゴールドは、味にこだわる浦井さんにとっても「これは…!」という美味しさだったそうです。そしてご自身が生まれ育ったかながわで誕生した新しい柑橘を広めたいと、すぐに本格的な栽培を始められました。

浦井さんの畑にて

説明する浦井さん

当日最初に見せていただいた場所には、人気の高いデコポンから、はるみ、はるかと言った野菜ソムリエも垂涎の新品種などに混じって、湘南ゴールドが1本植えられていました。

 

「あぁ、やっぱり幻の、と言われるから数が少ないんだわ」とは私たちの早合点。

 

実は、私たちには同じに思える斜面も、浦井さんには風や陽のあたり方などの違いがはっきりと見えています。そのため、美味しくなる春まで樹上で過ごす湘南ゴールドの多くは、より暖かな場所で育てられていました。

 

そう言われて見てみれば、確かに海風を和らげてくれる花桃の木や、お日様を分け合うのに十分な空間があります。

 

その他にも保温のため、幾重もの葉で優しく包み込むように、実を枝の内側に成らせる「中成り」にさせたり、足元にはわざわざ草を生やして地温を保ったりと、様々な工夫があります。こうした工夫は、湘南ゴールドの魅力であるコクのある甘みを出したり、つややかでむきやすい皮のためにも欠かせないこと。かといって葉や枝が茂り過ぎてもいけないそうで、今でこそスムーズになった剪定(せんてい)作業も、栽培当初は大変に頭を悩ませたそうです。

取材を通じて感じたこと

涌井さんのこだわり所

湘南ゴールドを始めとした中晩柑類(ちゅうばんかんるい)は、花を咲かせてから収穫までほとんど1年がかりなので、木は休むヒマがありません。

 

その負担を少しでも軽くして、元気に美味しい恵みを成らせてくれるようにと、浦井さんは日々細やかな手入れをなさっています。お話を伺うにつれ、経験や観察眼と言った「感覚」と気象データなどの「サイエンス」に裏付けられた、美味しさに対する浦井さんの自信が伝わってきました。

 

農の匠(たくみ)とも言うべき浦井さんの、美味しさへのこだわりは、湘南ゴールドに稀少であること以上の豊かな価値を与えてくれます。みなさんもその魅力をぜひ確かめてください。

 

 

 

<この特集の執筆は、シニア ベジタブル&フルーツマイスター(野菜ソムリエ)の石川アミさんにお願いしました>

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