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第29回 トマトハウス神崎 神崎 善孝さん

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はじめまして、藤沢市で野菜、果樹を栽培している神崎善孝です。

私は就農して5年目になるのですが、それまで農業とは縁のない会社員として勤めに出ていました。いつかは実家の農業を継ごうと思っていたのですが、農作業の手伝いをしたこともなく、知識も技術もなかった私は県立かながわ農業アカデミーで1年間、農業を学びました。

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実家はハウストマトを中心とした野菜農家ですが、新たに収益の柱になる品目が欲しいこと、また、父の知らない分野の経営に挑戦したいという思いもあり、果樹コースを専攻しました。農業アカデミーでは農業の知識だけではなく、県内各地で農業を営む仲間達や県の農業普及員の方々など、幅広い人脈を築けました。

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我が家ではハウスと道路の間のとても狭いスペースで自前の農産物直売所「トマトハウス神崎」を営んでいます。またJAさがみの大型農産物直売所「わいわい市藤沢店」にも「トマトハウス神崎」の名前で出荷をしており、市場出荷をしない、直売のみの経営をしています。

 

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一年を通して旬の野菜を20品目ほど作っていますが、お客さんのお目当てはやはりトマト。3月のハウスものから8月の露地トマトまで、多くのお客さんにお求め頂いています。
特にこだわっているのは4、5月限定の「樽トマト」です。「樽」と呼ばれる円形の容器の中で、専用の培土と肥料を用い、水やりを控えて旨みを引き出す「樽トマト」は遠方からその時期だけ来られるお客さんもいるほど人気となっています。

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また、私が就農した年に植えた梨が去年から収穫を迎えました。初収穫にしては味も上々、お客さんの反応も良いので、より多くの方に味わって頂きたいと思っています。

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それに加えて今年からブドウの栽培にもチャレンジします。藤沢で生まれた黒系の「藤稔(ふじみのり)」を中心に、これも藤沢の農家が育種し品種登録出願中の赤系「湘南クイーン」、そして今注目を浴びる皮ごと食べられる白系の「シャインマスカット」など、梨と併せて果樹のラインナップも充実させて、より多くのお客さんに来店して頂きたいと考えています。

昨今の農業政策やTPP、相続税の問題や農産物の消費減など、農業を取り巻く環境は厳しくなるばかりですが、そのような中でわが家「トマトハウス神崎」はどう消費者に個性をアピールできるのか、試行錯誤の連続です。新聞、TV、ラジオの取材やイベント出店、ホームページ更新、農業実習生の受け入れや市民の収穫体験など、やれることは積極的に取り組んでいます。

農業というと畑で野菜と向き合う孤独な仕事と思われがちですが、いざ就農してみると全くそのようなことはありませんでした。若手農家の集まり「藤友会」の仲間や農協の各生産部会の方、私の暮らす地域の方、野菜を買い求める消費者の方々など、多くの人との関わり合いがあります。
仕事の休みがなく、行事や会合で時間を取られることも多い生活ですが毎日が充実しています。「農業」という仕事に就けるありがたみを感じ、私は今、幸せです。あとは支えてくれる奥さんでもいれば言うことないのですけどね(笑)。

これからも頑張りますので、旬の野菜と果物「トマトハウス神崎」をよろしくお願いします。

 

神崎善孝さん神崎 善孝(かんざき よしたか)

1982年生まれ
2011年かながわ農業アカデミー卒業
父、母、祖母、弟と共に家族で農業を営む
趣味:ランニング、筋トレ

トマトハウス神崎HP:
http://chisanchisho.enopo.jp/yasainouen/331-tomatohouse-kanzaki

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