豚肉
かながわで出回る時期 | 通年 |
かながわの豚肉
日本における近代の養豚は、150年ほど前の開国から始まり、特に神奈川県では、開港地横浜を抱え、居留地の外国人を対象に養豚が始まったと言われています。
旧高座郡(現在の寒川町、綾瀬市、海老名市、相模原市、座間市、茅ヶ崎市、藤沢市、大和市)は火山灰質の土が堆積した相模台地で畑作が中心でしたが、その中でもサツマイモの栽培に適し、生産も盛んでした。このサツマイモのツルやくず芋を中心とした野菜の残さが豚の飼料として活用できることなどから、明治・大正にかけて養豚が盛んになりました。
神奈川県内には、「やまゆりポーク」や「かながわ夢ポーク」、「あつぎ豚」などたくさんのブランド豚肉があり、それぞれ工夫とこだわりを持って生産された質の高い豚肉です。
ワンポイントアドバイス
果物の中には肉を柔らかくする酵素を含んでいるものがあり、その成分にはたんぱく質を分解する働きがあります。そんな酵素の中で強力なものを持つのがパパイヤです。生の果実を刻んで肉にまぶしたり、肉と一緒に煮たり炒めたりすることで、肉が柔らかくなりおいしく食べられます。簡単にパパイヤが手に入らないという方は、キウイやパインアップルなどでも代用が可能です。