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湘南ゴールド

かながわで出回る時期 3月中旬から4月中旬まで

神奈川由来の品種

湘南ゴールドの写真

小田原市など県西部では、古くから柑橘栽培が盛んでしたが、近年は、価格低迷や高齢化による担い手不足等により、収穫量は減少しています。そこで、年間を通じて新鮮で多様な柑橘類を供給するため、温州ミカンがなくなる3月~4月以降に出荷できる品種を県農業技術センター足柄地区事務所が育成しました。

露地栽培は、3月頃に成熟し、果汁も多く、独特の香りがある「黄金柑」と「今村温州」を交配し、果実が大きくて剝皮しやすく、さわやかな風味をもつものを選別しました。また、2月に収穫するハウス栽培は、濃厚な味が感じられ露地栽培とは全く別の味が楽しめます。

平成12年7月に「湘南ゴールド」として品種登録申請を行い、平成15年11月18日付けで品種登録されました。

小田原市、湯河原町等、柑橘の栽培に適した温暖な気候の県西地域を中心に生産拡大した結果、平成28年産の生産量が100トンを超え、平成30年産の生産量は200トンを超えました。

ワンポイントアドバイス

包丁で切らずに、手で皮を剥いて食べるのがおすすめです。湘南ゴールドの大きな魅力の一つである爽やかな香りが、皮を剥いた瞬間に広がります。ヘタの方から剥くと剥きやすいです。酸味が強い場合は、涼しい場所に2~3日置いておくと、甘味を感じやすくなります。

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