もっと知りたい神奈川の農畜水
みかん(蜜柑)
かながわで出回る時期 | 10月上旬から2月下旬まで |
かながわのみかん
神奈川県内では、小田原、伊勢原、三浦など各地で栽培されています。
産地としては北限に近く、四国や九州のみかんに比べて酸味が強めで、甘みとのバランスがよく、昔懐かしい味の濃いみかんです。
品種は、「大津4号」、「青島みかん」を中心に栽培しています。「大津みかん」は、湯河原町の大津祐男さんによって作られ、昭和52年に品種登録されました。
通常の販売だけでなく、観光もぎとりや、みかんの木を1本まるごと収穫できるみかんの木のオーナー制度も行っています。
ワンポイントアドバイス
年が明けて出荷される貯蔵されたみかんは、皮にやわらかさが生まれ、さわるとしっとりした感じのみかんを選びましょう。皮がつやつやとしてしっかりしているものは、皮と果肉が離れ、本来の味わいが失われています。
冷蔵庫で少し冷やしてから食べるとよりおいしく食べられます。
神奈川由来の品種
- 大津4号(おおつよんごう)
湯河原町の大津祐男さんが十万温州の種子から育成しました。果実は大粒で扁平になり、糖度が高く濃厚な味わいが特徴です。普通温州の中ではやや早熟系で、11月下旬~12月上旬には色が付いてオレンジ色になります。