すいか(西瓜)
かながわで出回る時期 | 6月下旬から8月上旬まで |
かながわのすいか
昭和10年頃から三浦市で本格的に栽培され、直ぐに「三浦すいか」として、取引されていましたが、戦争の影響を受け、一時期生産が中断しています。しかしながら、昭和30年ごろには栽培面積が100ヘクタールほどになり、一大産地となりました。
現在は、価格が不安定なことや、栽培労力がかかることから徐々に栽培面積は減少しています。
また、栽培は大玉から小玉へと核家族化に対応してきた中で、県で育成したラクビ―ボール型の品種も栽培されるようになりましたが、現在では、栽培がしやすく、食味のよい小玉品種に変化してきています。
ワンポイントアドバイス
食べ頃のすいかは、光沢のある硬い果皮を指ではじくとコンコンと澄んだ音がします。蔓の切り口が白く乾いていれば、収穫間もないものですが、褐色になったり枯れ込んでいるものは避けてください。蔓の切り口は、収穫から時間が経過するにしたがい褐変してきます。
カットされたすいかは、果肉の状態と色、種の状態をみて判断してください。果肉の色が鮮やかで、種が黒く、断面に空洞がないものがよく、果肉の色や種の色が淡いものは完熟していない可能性があります。