アユ
かながわで出回る時期 | 7月から10月ごろ |
近年は養殖アユが周年出回って季節感が失われつつありますが、清流に躍動するアユは夏の到来を感じさせます。
「香魚」の別名のとおり、スイカのような甘い香りは独特なもので、育った川ごとに香りや味が異なると言われています。シンプルな塩焼きが断然美味しく、川の恵みを感じることができる貴重な産品です。また養殖技術の向上により、近年は天然ものをしのぐ美味しい養殖アユも登場しています。
かながわのアユ
神奈川県内水面漁業協同組合連合会では養殖アユの生産・販売を行っており、かながわの水で育った美味しいアユを手に入れることができます。そして、今や自ら釣るか高級料亭に行かなければ口にすることができない天然アユについても、同連合会では相模川で釣られたものを季節・数量限定で販売しています。
ワンポイントアドバイス
養殖アユはよく脂がのっており、大柄で大きさが揃っています。天然アユは脂が少なく上品な味わい、体の黄色味が強くヒレが大きく美しい姿です。天然アユの体には傷がみられることがありますが、ハリに掛かって釣られた証拠です。