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もっと知りたい神奈川の農畜水

七草

かながわで出回る時期 12月下旬から1月上旬

かながわの七草の写真

春の七草とは、「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ(コオニタビラコ)・すずな・すずしろ」のことで、1月7日に1年間の無病息災を願って食べる『七草粥』に使う野草です。

かながわの七草

七草は、かぶとダイコン以外野草を栽培したものですが、七草パックを手掛けたのは、横浜が先駆けです。

横浜市の農家が、市場からの依頼で生産を開始した七草パックの需要に対応するため、昭和57年に有志で「七草研究会」を結成し本格的な生産か始まりました。現在は、2戸が栽培を続けています。また、三浦半島では平成元年から生産を開始し、現在は「はねっ娘会」4戸で栽培に取り組んでいます。

どちらの生産グループも鮮度を保つため、収穫から一貫した低温管理を行っています。

ワンポイントアドバイス

七草粥を食べる風習は、日本のお正月に行われる「若菜摘み」という風習と、無病息災を祈って野草を入れた吸い物など煮たものを食べる中国から伝わった風習とが結び付き平安時代から始まり、庶民に広まったのは江戸時代頃といわれています。この七草粥には、お正月にご馳走の食べすぎで疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に、身近な野に生えている草を食べることで不足しがちな栄養素を補うという効果があります。

販売されている七草のパックは、小さな植物をパックしたものですので、冷蔵庫など温度の低いところで保存し、1月7日に使い切るようにしましょう。

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