ブロッコリー
かながわで出回る時期 | 10月上旬から6月下旬まで |
かながわのブロッコリー
神奈川県内では、栄養価の高いことや食生活の変化などにより昭和50年代に急速に栽培が広がり、横浜市を中心として、川崎市、綾瀬市、藤沢市などで生産されています。夏から秋にまき、秋冬どり、春どりの栽培が中心です。
横浜市のブロッコリーは、戦後まもなく駐留軍の食生活の影響で生食用野菜の需要が高まり、昭和24年頃に高田町の農家でカリフラワーやレタスと共に栽培が始まりました。その後、食生活の洋風化による生食用野菜の需要が増加したことなどから、ほぼ市内全域に栽培が広がりました。
綾瀬市では昭和43年にはくさいに代わる作物として、導入されました。とうもろこしの後にブロッコリーを作付けると病気の発生も抑えられることから、露地の主要な作物となっています。
ワンポイントアドバイス
つぼみが固くしまり、中央がこんもりと盛り上がっているものを選びましょう。
ビタミンCの損失を少なくするために、ゆで時間は短くし、色が変わったら早くとりだしてください。ゆでた後、水にさらすと味と香りが薄くなりますので、ザルなどに広げてできるだけ早く冷ますようにします。早く冷ますことで、鮮やかな緑色を保ち、程よい食感と甘み、香りを楽しむことができます。