もっと知りたい神奈川の農畜水
こまつな(小松菜)
かながわで出回る時期 | 通年 |
かながわのこまつな
神奈川県内では、明治40年頃、横浜市で栽培が始められ、各地域に栽培が広がりました。農林水産省の統計(農水省統計情報データベース)によると、平成15年には江戸川区を抜いて横浜市での収穫量が全国一となりました。また、平塚市でも、昭和50年代に水田転作作物として栽培が増加し、基幹作物として定着しています。
現在は、露地、ハウス、トンネルなどで栽培され、周年出荷されています。
ワンポイントアドバイス
周年栽培されていて、あくが少ないので下ゆでなしでお浸し、煮浸しに活用することができますが、冬が旬の野菜で、12月に入り、霜に当たると葉肉が厚く柔らかくなり、あくが抜けて甘みが増します。正月のお雑煮に使われる地域も多いようです。炒め物にしたり、軽くゆでであえ物やサラダにしても美味しくいただけます。