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かなさんのメルマガ

バックナンバー(第130号)

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■■■ かなさんのメルマガ  第130号 2022年3月25日(金)発行 ■■■

  『かなさんの畑』かながわ産品・地産地消アンテナショップサイト
          https://kanasan-no-hatake.jp/
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協議会便り
かながわの農地を守る7つの取組について

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○○○○○さん、こんにちは。

「かなさんの畑」運営事務局より、かなさんのメルマガ第130号をお送りします。

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協議会便り
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かながわの農地を守る7つの取組について

今回は、神奈川県が行っている県産農産物を生産する基盤である農地を守る7
つの取組についてご紹介します。神奈川県内の農地面積は、18,200haと全国で
45番目ですが、温暖な気候や大消費地に近い利点を生かして、野菜や果樹、水
稲、お茶など様々な農作物が生産されています。さらに、都市の身近に農地が
あることで、災害時の避難場所や、大雨が降った時に一時的に貯め、ゆっくり
と流す洪水の防止の機能や、学校で行われる農業体験学習の場、フナやアメン
ボなどいろいろな生きものが生息する場として、いろいろな機能や役割を果た
しています。ちなみに、このお米や野菜を作るだけではない、いろいろな機能
や役割を「農業の有する多面的機能」といいます。
(1)担い手に農地を集積・集約するための農業生産基盤の整備
   大きなトラクター、田植え機、コンバイン等による農作業が効率的に行
   えるよう、中心となる農業者や生産振興する作物などの地域の話し合い
   を何度も行いながら、水田や畑地のほ場整備を推進しています。現在、
   南足柄市内で実施している水田のほ場整備では、農地の集約、大区画化
   とともに、ほ場整備をきっかけに、地域ぐるみでの農道や用水路の維持
   管理や鳥獣被害防止柵の設置など、農業生産活動を下支えする取組も展
   開されています。
(2)農業水利施設の長寿命化対策と効率的な水利用の推進
   神奈川県のお米の奨励品種である「はるみ」などの農産物の生育に必要
   な水は、農業用水路によって運ばれます。県内に12ある代表的な農業用
   水路の延長は約76kmもあり、水路や水門等の施設の約半数が建設後50年
   を超え、老朽化が著しい状況です。そこで、全ての施設において、人間
   でいう健康診断を行い、その結果をもとに、今後30年間でアンチエイジ
   ングとして予防保全的な工事や再度の健康診断を実施し、農業生産に必
   要な農業用水を農家のみなさんの農地へ届けられるよう計画的に進めて
   います。また、今まで手動で行っていた水門操作の遠隔化を進め、管理
   労力の負担軽減や異常豪雨に対応した安全で即時の操作が可能となり、
   周辺への溢水防止を図っています。
(3)地域の活性化と安全防災面の強化を図る幹線農道の整備
   かながわブランドである「湘南ゴールド」をはじめ柑橘類の流通の効率
   化や、県西部の歴史的な地域資源や観光農園などを結び地域活性化を図
   るとともに、高潮などの災害に備え、緊急輸送路として、県西地域の幹
   線道路である国道135号の代替機能を考慮した広域農道小田原湯河原線の
   整備を優先的に実施しています。
(4)流域治水の取組
   近年の頻発化・激甚化する豪雨等の自然災害に適切に対応するため、国
   の相模川流域治水プロジェクトが公表され、あらゆる関係者が流域全体
   で行う協働の取組である「流域治水」に参加しています。
(5)里地里山の多面的機能を保全する活動への支援
   生物多様性の確保や生活文化の伝承など、里地里山の多面的機能の発揮
   と次世代への継承を図るため、平成20年4月に施行した「神奈川県里地
   里山の保全、再生及び活用の促進に関する条例」に基づき、里地里山の
   保全等の活動への支援や普及啓発活動に取り組んでいます。
(6)都市住民の「農」への参加支援
   県が耕作放棄地を活用して農園を開設し、県民に広い面積の農地を貸し
   出すとともに栽培研修を行う「かながわホームファーマー事業」や、そ
   の卒業生などを新たな多様な担い手として認定・育成する「かながわ農
   業サポーター事業」等により、耕作放棄地の発生抑制と解消、農地の有
   効活用を図っています。
(7)都市農業の持続的な発展を図るための理解促進活動
   農業及び農地の持つ生産機能や多面的機能、またこれらを支える水路や
   農道の農業用施設の役割を広報し、食と農に対する県民の理解醸成を図
   るとともに、農業者と都市住民とが触れ合える場所や機会を提供してい
   ます。
令和3年度は、海老名市内の小学校の総合学習時間を利用し、農業用水や田ん
ぼの生き物について土地改良区と連携した出前講座など、農業農村の多面的機
能について理解を深める活動を行っています。
神奈川県環境農政局農政部農地課ホームページ
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/n8f/index.html

お問い合わせは、神奈川県環境農政局農政部農政課ブランド推進グループまで
(電話:045-210-4441)
また、「かなさんの畑」では、
インスタグラム(https://www.instagram.com/kanasan.no.hatake/)及び
YouTube(https://www.youtube.com/channel/UCFZrpELnwyYGj8R9BJIurWw)も
開設していますので、ご覧ください。

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 ド推進グループまで(電話:045-210-4441)
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